本日は男性には欠かせないネクタイの選び方のポイントについてお伝えしていきたいと思います。
一概にネクタイと言っても沢山の種類がありますよね。
ビジネスシーンやプライベートにおいても安易に柄や色を選ぶのは少し危険です。
それではTPOに合わせた物を身に付けれるようにご紹介していきます。
目次
ネクタイの種類
ネクタイの一番メインに見える幅のある先の事を「大剣」といいます。ネクタイはこの大剣の幅で種類がきまってきます。
◆8.5~9cmの幅◆
「ノーマルタイ、レギュラータイ」
(皆様が一番よく使っているのがこの幅のものになります。)
◆10cm以上の幅◆
「ワイドタイ」
◆4~6cm幅の◆
「ナロータイ」
ファッション性の高い「ワイドタイ」「ナロータイ」はプライベートのパーティー等では活躍しやすいのですが、逆にビジネスシーンではあまりふさわしくありません。
このようにネクタイの幅だけでも全然見え方が違ってきます。
「これカッコいい!」と思った物でも1cm違うだけでTPOにそぐわない場合もあるので注意しましょう。
ネクタイの柄
ネクタイの柄で代表的なのは主に「無地」、「ドット」、「小紋柄」、「ストライプ」、「チェック」等の種類です。
普段何気無く付けていても、柄だけ意味をもってしまう物もありますので、細かく解説していきますね。
◆無地◆
出典 http://bit.ly/2mF9BPM
ネクタイの基本とも言えます「無地」は誰もが一つはもっていますよね。
フォーマル度は一番高く、ビジネスシーンでも活躍でき、あらゆる場面で幅広く使用されています。
ですが「無地」は柄物と違って素材感や品質が分かりやすくごまかしが効かないので、購入の際は材質や色味にこだわるようにしましょう。
一番無難に使えるからこそ、安価な物は避けて、コットンやシルク等の上質な物を身に付けましょう。
◆ドット(水玉模様)◆
出典 http://bit.ly/2mF7Tha
ドットには以下のような種類があります。
「ポルカドット」
大きめのドット柄なのでカジュアル度が高いです。パーティ等には最適でしょう。
「ドット」
一番ベーシックなドット柄です。後程書きますストライプよりカジュアルな印象を与えます。
「ピンドット」
とても小さく、ピンで突いたようなドット柄です。
遠目にみたら無地でシックな印象になります。
このようにドットは爽やかな印象と共にフォーマルな場には最適な柄になります。
特にピンドットはフォーマル度のかなり高い柄になりますので、格式高い場所でも使用できます。
良質な物を買えばなお良いでしょう。
ビジネスシーンでも選ぶのならば、柄の小さい物のほうが無難です。
そして水玉模様だけあって、春や夏で着用すれば涼しげな印象を与えることができますよ。
◆小紋柄◆
出典 http://bit.ly/2m6oqHR
シンプルで誠実な印象を与えられる「小紋柄」
一本持っていればコーディネートのバリエーションも広がり、フォーマルでもビジネスでも活躍できますよ。
柄が小さい物の方がクラシックよりなので、ビジネスシーンではオススメです。
逆に柄が大きいとカジュアルよりになりますのでプライベート等では良いと思います。
◆ストライプ◆
出典 http://bit.ly/2mFbrQI
フレッシュで知的な印象を与えられる日本では定番で人気の柄ですね。
汎用性が非常に高いので、ビジネスシーンにおいても大活躍です。
ちなみに、ストライプにも種類があります。
「レジメンタルタイ」
右上がりのストライプ柄でアメリカ式。
「リバース」
左上がりのストライプ柄で英国式。
そして気を付けないといけないのが、このようにストライプの種類や色、本数等の違いで、海外では所属するグループを表現している場合もありますので要注意です。
海外の方との交流や商談等の時は
着用を控えるといいでしょう。
◆チェック◆
出典 http://bit.ly/2mF94NC
遊び心があり、カジュアルで親しみやすい柄です。
明るく華やかな印象が強いので、プライベートやパーティーシーン等では重宝すると思います。
フォーマル度は低いのですが、タータンチェックやグレンチェック等の落ち着いた色味やデザインを選べばビジネスシーンでも活躍できます。
ネクタイの色
ネクタイは色によっても印象が違ってきます。
ここでは主に人気があり使いやすい色をご紹介していきます。
◆ 青・紺系◆
真面目で知的な印象や、信頼感を相手に与えることができる日本のビジネスシーンにおいて最も人気の高い色だと思います。
色が濃紺に近付くと落ち着いた印象、薄くなり水色に近づくと爽やかな印象になります。
誰もが必ず持っていると言っても過言じゃない色ですね。
どんなシーンでも重宝されるので、色んな柄と組み合わせて使えるのも特徴です。
◆ 赤系◆
情熱的でパワフル印象を与えられる色です。
前向きに自分に自信を持たせたいという時に選びたくなる色ですね。
原色に近づくほど活発で、暗くなるにつれて落ち着いた印象になります。
積極性や行動力等あるイメージも強いので、ここぞ!というときに選ぶと心強いでしょう。
◆黄系◆
明るく社交的で元気な印象を与えられる色です。
黄系はコミュニケーションを円滑にする効果もあるそうですよ。
華やかなでカジュアルな印象が強いので、お堅い業界や大事な商談に控えましょう。
ポジティブな印象や面白いという印象を与えることができる色ですので、プライベートで何かを披露する時やパーティー等にオススメです。
ネクタイの素材
柄や色と同様に人気の高い使いやすい素材も書いていきます。
◆シルク◆
シルクは、最も一般的でネクタイに用いられる天然素材の中で代表的な素材です。
表面に上品な光沢があり、生地が柔らかいので結びやすく人肌に近い滑らかな触り心地が特徴です。
あらゆるビジネスシーンにおいて使うことができますので、季節やシーンを選ばないで身に付けられます。
購入する時に価格をおさえたい場合は、人工素材を用いた「ポリエステル」や「レーヨン」もシルクに非常に近く出来ているのでオススメです。
◆ ウール◆
秋や冬にぴったりの素材感で、スーツスタイルに手軽に季節感を取り入れることができます。
シルクの様にウールのネクタイは光沢がないので、スーツも光沢がないものを選ぶと相性が抜群です。
紡毛素材(ツイードやフランネル)のジャケットやスーツを着るととてもオシャレですよ。
温かく優しい印象を与えますので、女性うけもとても良いですよ。
◆リネン◆
こちらはウールとは対照に「麻」で出来ているので、涼しげな夏の季節感を楽しむ事ができます。
生地も薄く、見た目もとても爽やかです。
リネンのネクタイにも光沢がないので、こちらも光沢のないスーツに合わせましょう。
ジャケットやスーツも夏らしさを感じる薄手な物ですとなお良いでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
柄や色、素材で人に与える印象が全く違うものになりますね。
逆にこの3点だけでも押さえておけば、どこにどんな物を身に付けていけば良いかも判断出来るようになります。
今は夏場のノーネクタイ等も主流になっていますが、やっぱりネクタイを締めてないと何か物足りないようなだらしないような印象を私は受けます。
TPOや季節に合わせてネクタイを身に付けられたらよひオシャレで素敵な印象を与えられますよ。
ぜひご活用ください。