コーディネートを組む際に、色の組み合わせ方がわからないという悩みを抱えている人は多いです。
確かに、ショップに行けばいろんな色のアイテムが並んでますので、どれとどれを合わせるのがいいのか分からなくなってしまう事はありますよね!
特にカジュアルシーンでは、仕事で着るスーツスタイルと違って、アイテムの選択肢も豊富です。
色の組み合わせを考えるのも面倒だし、簡単だからと、普段はデニムや黒パンツに白シャツといった2色コーデをしている人は多いのではないでしょうか?
2色コーデはとてもまとまりやすく、失敗する事もあまりありませんからね!
ところが、2色コーデよりも3色コーデの方がお洒落に見えるという声の方が、圧倒的に多いはずです。
それはいったい何故なのでしょうか?
今回は、3色コーデがお洒落と言われる理由と、3色コーデを上手に完成させる為の、具体的な方法を見ていきましょう!
2色コーデのデメリット
3色コーデを語る上で、2色コーデにはどの様なデメリットがあるのかを知っておかなければなりません。
2色コーデはコーディネートに使う色が少ないので、とてもまとまりやすく失敗しにくいというメリットがあります!
白と黒のモノトーンで決めたスタイルも、シンプルでとても素敵ですよね。
しかし、2色コーデには装いが無難になりやすいというデメリットがございます。
例えば、コーディネートに白と黒しか使わないのであれば、各アイテムのシルエットや素材感にこだわらなければ、スタイリッシュで品のある感じにはなりません。
これは意外と難しいですよ!
「いつも似たような格好になってしまい、なんだか物足りない!」といった、コーディネートのマンネリ感を感じてしまいやすいのも、2色コーデのデメリットと言えるでしょう!
1トーンコーデや2色コーデといった、使う色を限定した装いに共通するのは、間違いが少なく安心できるという点です。
しかし、この安心感ばかりを優先してしまうと、装いが無難になりすぎてしまい、コーディネートのマンネリ化に繋がってしまう恐れがあるという事を覚えておきましょう!
2色+1色で一気にセンスアップ
例えば、黒パンツに白シャツという間違いのない格好にアクセントカラーを1色プラスするだけで、無難になりやすい白と黒の色が引き立ち、プラスした1色が装いのポイントになります。
これが、3色コーデがお洒落に見える理由なんですね!
装いがシンプルになりやすい大人世代こそ必要なテクニックですので、マスターしておいて損はないですよ。
完成された2色コーデをベースに、アクセントカラーをプラスするのがポイントです。
上記でも例に上げた黒パンツに白シャツといったベースが整っているのであれば、ここにアクセントカラーをプラスするだけなので簡単ですよね!
アクセントカラーは、バッグや靴、ストールやブレスレットといった小物に使うのがお勧めです。
自身に似合う色や、好きな色を合わせると気分も上がりますし、コーディネートが一気に華やぎますよ!
3色コーデの注意点
2色コーデのベースにアクセントカラーをプラスするのが3色コーデの基本なのですが、このアクセントカラーに使うアイテムの面積が広すぎると、コーディネートの難易度が一気に上がります。
例えば、派手目のカラーパンツや派手目のアウター等です。
これらのアイテムをアクセントに上手にコーディネートが組めればいいのですが、失敗するとアクセントカラーの部分が悪目立ちしてしまい、全体のバランスが悪くなってしまうんですね!
ViViDなカラーをアクセントに使う場合は特に注意しましょう。
アクセントカラーを小物に使う事をお勧めしているのはこの為です!
コーディネートに使う色を3色以上にする色の足しすぎも、全体的に派手な印象になり、お洒落に見せるのが難しくなります。
大切なのはコーディネート全体の色のバランスですので、ポイントを絞って装いを整えていきましょう!
3色の役割
3色コーデを構築する上で、各色の役割を知っておくだけで、色選びがしやすくなります。
役割を把握した上でコーディネートできるようになると、装いにこなれ感が出てくるんですね。
ここでは、各色の役割を見ていきましょう!
ベースカラー
ベースカラーは、装い全体の中で1番面積の多いカラーになります。
クローゼットの中を見た時に、1番多く入ってるカラーは何ですか?
装いの中で最も面積の多くなりやすいボトムスですと、黒、グレー、ネイビー、白、ベージュ辺りが多いのではないでしょうか?
これらのカラーがベースカラーになります。
サブカラー
サブカラーは、ベースカラーと相性のいいカラーになります。
ベースカラーの次に面積の広い部分に使うとバランスが取れるので、主にトップスに用いる事が多いです。
サブカラーはベースカラーと相性のいいカラーになりますので、黒、グレー、ネイビー、白、ベージュといったカラーを選べば失敗する事がほとんどありません。
これらの色を使ってトップスとボトムスを組み合わせれば、2色コーデの完成です。
慣れてきたらカーキやブラウン等の他の色にも挑戦してみましょう!
コーディネートの幅が広がりますよ。
アクセントカラー
アクセントカラーは、ベーシックカラー2色で構築した、2色コーデにプラスする差し色として考えましょう!
赤や青といったViViDなアクセントカラーは、2色コーデの色を引き立て、コーディネートに華やかさをプラスするといった役割があります。
例えば、黒やグレーといったコーディネート全体の色が重くなりやすい寒い季節の装いに、赤いマフラーをプラスするとグッと明るい印象になりますよね!
寒い季節が終わり、暖かくなってきたら白シャツに青いストールを合わせて爽やかな雰囲気にすることもできます。
ストールやマフラー以外にも、ブレスレット、靴、鞄、ベルト等の小物でアクセントカラーを加える事ができます。
アクセントカラーは、装い全体の中で使う面積を少なくするのがポイントですので、使いやすいアイテムから挑戦してみましょう!
3色の割合
3色コーデには、バランスのいい色の比率がございます。
この比率を理解すると、まとまりのあるお洒落なコーディネートを組む事ができるようになります!
まずベースとなる2色コーデの場合は、ベースカラーを5、サブカラーを4の割合で組むようにしましょう!
ここが5対5の割合ですと、どの色がメインカラーなのか分かりにくくなり、場合によってはスタイルが悪く見えてしまう事もあるんですね!
メインカラーの割合が多くなるように調節するのが、お洒落に見せるポイントです。
次はアクセントカラーです。
アクセントカラーの面積は控えめにするのが基本とお伝えしてきましたが、1割くらいがベストですね。
この割合を多くし過ぎてしまうと、アクセントカラーが悪目立ちしてしまい、全体的にまとまりの無い印象になってしまいます。
3色の割合に関しては、必ずこの通りにしなければならないという事はありませんが、まとまりのあるコーディネートを目指すのであれば、今回お伝えしたバランスを意識してみてください!
バランスの良い色の比率が、コーディネートのお洒落感を左右するのです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
3色コーディネートの法則をマスターすれば、無難過ぎる装いをお洒落に見せる事が可能になります!
大切なのは、3色の役割をしっかりと理解し、使う色のバランスを取るということです。
バランスを取る上で、色の明度(色の明るさ)と彩度(色の鮮やかさ)も合わせるようにしましょう!
色のトーンが合っていないアイテムを使ってしまうと、その色だけ浮いてしまうんですね!
3色とも色のトーンが合っていればまとまりのあるスタイルが完成します。
是非マスターしてみてください(*^^*)