自分に似合う最高の洋服のはずなのに、何だかパッとしない。
その理由をいろいろ考えてもなかなか答えが出せないと、とても困惑してしまいますよね。
この様なファッションスランプは、きっと誰もが経験するはずです。
お気に入りの服を着て出掛けても、鏡に映る自分に何だか違和感を感じてしまう。
こんな気持ちになってしまっては、せっかくのファッションも心から楽しむ事ができませんよね。
今回は、いつもの服が似合わないと感じてしまった時の対処法を見ていきましょう。
心の変化がファッションに与える影響
今まではとても良く似合っていた洋服なのに、最近は何だか違う気がする。
この様に感じたら、自分自身の心に変化があった可能性があります。
自分のスタイルを確立する為には、内面の状態とファッションがリンクしていなければならないのですが、歳を重ねるにつれて徐々に内面が変化してくると、今までのファッションでは違和感を感じるようになります。
つまり、その時の心の状態で似合う洋服のテイストは変わってくるんですね。
昔は攻めな感じのモードな装いが似合っていたけれど、大人になって内面が落ち着いてくるとともに、トラディショナルな雰囲気の装いが似合うようになったり、同じテイストでも心の状態で着ていて心地よいカラーも変わってきます。
更に、物事に対する考え方が変われば、醸し出す雰囲気にも変化が現れます。
雰囲気が変われば、当然似合う洋服も変わってくるのです。
そして、そこにリンクする装いは必ずありますので、心の変化に合わせてファッションもアップデートしていく事が大切なんですね。
体型の変化に敏感になろう
いつもの洋服が似合わないと感じてしまう原因は、心の変化だけではありません。
体型に変化があれば、やはり似合う洋服の系統も変わってきます。
例えば、細身の体型であれば、そのスタイルをいかして、細身の体型の人をターゲットにしたブランドの服を選べばより素敵に見せる事ができますよね。
しかし、そのブランドが自分に合うという認識でいても、体型が変われば一気に似合わないブランドに変わってしまう事はよくあります。
自分の体型変化に気が付かないまま、昔と同じテイストの洋服を着続けてしまうのも、いつもの洋服が似合わない状態に陥ってしまう原因なのです。
アイテム1つ取ってもそうです。
体型の変化によって、細身のスキニーパンツよりも腰から太もも周りにゆとりがあるテーパードパンツの方が、全体的なシルエットが美しく見える事もありますし、その逆もあります。
今まではTシャツやカットソーが良く似合っていたけれど、今はシャツがベストアイテムだったり、体型の変化によって似合うアイテムが変わる事もあるんですね。
ですので、いつもの服が似合わないと感じたら、自分の体型が変わってきていないかもチェックするようにしましょう。
とは言っても、体型の変化は普段から意識していないと中々気が付かないものですので、自分自身の事を客観的に見る為の簡単な方法を2つお伝えします。
鏡に映る自分を良く見る
一番簡単な方法は、これです。
毎日鏡は見ていても、全身のバランスまで見ている人は意外と少ないです。
出来れば全身鏡を購入して、出掛ける前にはチェックするようにしましょう。
これを習慣化してしまえば、わずかな体型の変化にも気が付きやすくなるので、体型維持にも非常に効果があります。
更に、この習慣はファッションセンスの向上にも繋がりますので、普段の生活の中で是非取り入れてみてください。
写真を撮る
写真に映る自分を見た時に、いつもより客観的に自分の事を見れた。
なんて事はありませんか?
写真に映る自分を見て、昔と雰囲気が変わっていたり、似合っていたはずのファッションに違和感を感じる事があれば、着る服のテイストを変える時期である可能性が高いです。
鏡越しでもいいので、1度全身の写真を撮って客観的に自分の事を観察してみましょう。
きっといろんな事に気が付くはずです。
誰がに撮ってもらえる機会があれば、後ろ姿の写真もあるといいですね。
後ろ姿の変化は自分ではなかなか気が付かないものなのですが、周囲からはよく見られている部分でもあります。
何枚か撮ってチェックしてみてください。
似合う服は変わる
もうお気付きかと思いますが、1度自分らしいスタイルを確立できたとしても、時が経つにつれて自分自身に何かしらの変化があれば、そのスタイルはベストなものでは無くなります。
特に、30代、40代、50代と、年齢の節目に差し掛かった時に違和感を感じる人が多いです。
ここで現在の自分には何が1番似合うのかを再確認する事が、歳を重ねても素敵でいる為の秘訣なんですね。
対人関係において第一印象はとても重要であるという事は、過去の記事でもお伝えしてきましたが、洋服の似合う度合いが第一印象に影響を与えるという事実を覚えておいてください。
とびきり似合う装いをしている時と、そこそこ似合う装いをしている時とでは第一印象が全然違います。
そこそこの装いでは、それを着る人自身もそこそこの印象にしかならないんですね。
ですので、過去に大活躍してくれたアイテムであっても、似合わないと感じた洋服には今までの感謝とともにお別れを告げる勇気も大切なのです。
今日という1日は2度と訪れる事はないので、日々を大切に生きる上でも、とびきり似合う装いで出掛けたいですね。
最後に
いつもの洋服が似合わないと感じた時は、新しい自分に生まれ変わるチャンスです。
最初はとても困惑してしまうと思いますが、そこには必ず原因がありますので、まずはそれを知る事から始めてみましょう。
自分自身の内面や外見に変化が無いか様々な角度から客観的によく見ると、意外な事実に気が付く事があります。
自分のスタイルを確立するには、まずは自分の事を知る事が大切なので、いつもの洋服が似合わないと感じた時は、自分自身と真剣に向き合う事がこの状態から抜け出す為の近道なのです。
自分にとってとびきり似合う装いをしている時こそ、ファッションが1番楽しく感じられる時ですので、ずっとその状態でいられるように、今回お伝えした事を覚えておいてください。