Heavenly Styleではこれまで、大人のメンズファッションで好感度の高い装いをするには、派手でお洒落過ぎる服装よりも、どこかに普通さを残したベーシックでシンプルな服装をお勧めしてきました。
シンプルで清潔感のある装いは異性に対しても好感度が非常に高く、幅広い層に受け入れられるのでファッション初心者の方はまずここを目指すべきなのです。
しかし、ベーシックなアイテムを利用する為、普通に着ていたのではお洒落な雰囲気に見せるのはなかなか難しいという面もございます。
そこで本日は誰もが簡単に再現できて、無難な服装からあっという間にセンスを感じる服装に変える事ができるテクニックを2つご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
シャツの腕まくり
メンズファッションのカジュアルシーンにおいて、シャツは素敵に見せる為に必須アイテムというのは以前こちらのblogでもお伝えしました。
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スタイリストがお勧めするカジュアルシーンで重宝するシャツ3選!
中でも白シャツは万能でとても重宝するアイテムなのですが、ボタンを全て締めてパンツにインして着ていたらどうでしょうか?
それではあまりにも普通で、少し堅苦しい印章を与えてしまいますよね?
元々シャツはTシャツ等に比べて、きれいめの要素が強いアイテムですので、ボタンを全て締めてしまうとスーツスタイルの様な感じに見えてしまうのです!
同じアイテムでも着方1つで見え方は大きく変わりますので、ここで着崩しの方法をマスターしておきましょう!
簡単にシャツをセンス良く着たい時は、首の第1ボタンを外して腕まくりをしてみてください。
この時、襟の後ろの部分を少し立ててもだいぶ印象が変わりますので、お好みで調節してみてもいいですね!
腕をまくる時のポイントとしましては、均等に折り返していくのではなく、1回大きくまくった後に、その上から1~2回折り返してみてください。
この時、肘よりも上の部分を出してしまうと見映えが良くないので、肘よりも少し手前くらいまでの部分を見せるようにしましょう。
見た目も綺麗ですし、腕を出す事によって程よく男らしさも漂いますよ。
シャツは春から秋にかけて単体で使えるアイテムですので、この着崩し方はマスターしておきたいですね!
ボトムスのロールアップ
ここ数年パンツの裾を折り返してくるぶしを見せる着崩し方が流行っています。
街中で見かける事も多いのではないでしょうか?
ロールアップする事によって、足元のカジュアル度が増し、リラックス感や軽快感が生まれるんですね!
普通に穿いた時とは違った雰囲気を楽しめますので、その日の気分で取り入れたいテクニックです。
ロールアップは以前お勧めしたホワイトデニムに抵抗がある方にもお勧めですよ!
少しキザな感じに見えがちなホワイトデニムに程よくカジュアルな雰囲気がプラスされますので、バランスが取れるはずです。
更に、暑い夏場は周囲に涼しげな印章を与える事もできます。
装いの持つ力は自分だけではなく、周囲にも影響を与えます。
それが悪い方向に作用してしまう例として、時々夏にブーツを履いている人を見かけますが、それを見た人に暑そう(不快)な印章を与えてしまうんですね!
逆に夏の涼しげなファッションは周囲に対しての好感度も高いです。
この様に、ボトムスのロールアップは季節感を出すのにも効果的な方法ですので、是非チャレンジしてみてください。
ボトムスをロールアップの注意点は、2つございます。
パンツの長さには気を付けよう!
裾が長めのパンツをロールアップしてしまうと、その部分に厚みが出てしまい、かなり野暮ったく見えてしまいます。
今後もスキニーパンツやテーパードパンツの人気は続いて行くと思いますが、裾の長さには気を付けてくださいね!
どんなにシルエットが綺麗でも裾の長さにも流行はございます。
最近は裾にたわみをほぼ残さない感じが流行っていますよね!
その方がスキニーやテーパードパンツのシルエットが美しく見えるからです。
私のお勧めする長さは裾にやわらかくたわみが出るハーフクッションと呼ばれる長さです!
流行に左右される事の無い長さですので、大事に穿きたいパンツは全てこの長さにしています。
靴下は浅めの物をチョイス
ボトムスをロールアップさせた時により軽快な印章を与えるには、素足で靴を履いている様に見せるのがポイントです。
くるぶしが隠れてしまうような長さの物では軽快感が損なわれてしまいますので、靴下はフットカバーと呼ばれる浅めの物を選びましょう!
まとめ
同じアイテムでも着方によって印象をガラッと変える事ができるのは、ファッションの楽しさの醍醐味でもあります。
今回の記事でお伝えした着崩しのテクニックは誰もが簡単に再現できるものですので、普段と雰囲気を変えたい時や、ベーシックな装いをセンスよく見せたい時などに取り入れてみてください(*^^*)
新鮮な気持ちになれるはずです!