本日はビジネスシーンではかかせない、スーツスタイルによくある失敗例についてのお話です。
あなたは自分のスーツの着こなしを、客観的にどう見られているのか考える事はございますか?
もしその様に考える事がないのでしたら、この機会に是非見直してみてください。
自分では気付かなかった新たな発見があるかもしれませんよ(*^^*)
では行きます!
何故スーツスタイルを見直さなければならないのか?
スーツスタイルの事を考えるのは購入する時のみで、それからは何も考えずにとりあえず着てしまっている方は意外と多いと思います。
しかし、もしそれが間違った着方だったとしたらどうでしょうか?
スーツの着こなしは、ビジネスシーンにおいて自分自身の客観的な評価に直結するかなり重要な部分です。
ここを安易に考えてしまうと後々かなり損をしてしまいますので、周囲からどう見られているのかを定期的に客観視する癖を付けましょう!
私達は初対面の人と関わる時、判断材料として無意識のうちに相手の装いをかなり見ているはずです。
「この人は信頼できそう」とか「この人は頼りなさそう」
等のイメージは、第一印象でほぼ決まると言われています。
ここでマイナスな印象からスタートしてしまっては、その後の展開がかなり大変になってしまいますよね?
この事からも定期的に自分の着こなしを客観的する事は大切という事を頭に入れておきましょう。
では、今回の本題でもある相手にあまりいい印象を持たれない代表的な例とはいったいどんな感じなのでしょうか?
二つの軸からお伝えしていきます。
スーツスタイルに無頓着型
このタイプの特徴はこんな感じです。
- ジャケットの肩が合っていない
- 袖が長い
- 裾のクッション(たるみ)が目立つ
- 量販店で格安の物を何となく購入している
とにかくファッションに興味が無く、スーツを作業着的な感覚で着てしまっている方に多いですね!
共通して言えるのが、着こなしが野暮ったく貧相に見えるという事です。
いくら仕事ができても、ここでマイナスな印象は与えたくない所ですよね。
まずは自分に合ったサイズ選びからマスターして行きましょう!
スーツで個性出し過ぎ型
このタイプの特徴はこんな感じです。
- 派手な柄のブランドネクタイ
- 華美なシャツ(ボタンに色が付いていたり、ちょっとした装飾がしてある物など)
- ストライプ等の柄が目立つスーツ
- ブランドロゴが目立つベルト
- タイトでピチピチなシルエット
- 裾が短い
とにかくスーツで個性を出したい人に多いですね。
明らかに高価なブランドとわかるアイテムはビジネスシーンには不向きです。
ズボンの裾を短めにしてソックスやくるぶしを見せるなど、トレンドな着こなしはバッチリなのですが、一歩間違えると信用が出来ないという印象を与えてしまう事もあるんですね。
タイトなシルエットもカジュアルシーンではモードでカッコいい部分もあるのですが、ビジネスシーンでは少し頼りない感じになってしまいます。
ビジネススーツの着こなしはプライベートとは全く別の次元にあるので、なるべく普通に見えるように意識しましょう!
スーツは基本をおさえれば大丈夫!
スーツスタイルはカジュアルスタイルとは違い、伝統的な歴史があり、着こなし方がある程度決まっています。
したがって、この基本さえおさえてしまえばまず間違える事はありません。
「ちゃんとしたルールを守り、丁寧に着こなす」
これができれば十分素敵に見えるので、ここに個性を出す必要は無いと思います。
しかし、これができている人はかなり少ないのが現状なのかもしれません。
何故なら、私達は大人になるまでちゃんとしたスーツの着こなし方を教わる機会が無いからです。
だからこそ、スーツスタイルの基本をマスターし、普通の着こなしができる事が最も重要と言えるでしょう!
それだけで素敵に見せる事ができるのですから。
最後に
近年はクールビズやウォームビズの影響で、ビジネススーツのカジュアル化が進んでいます。
これによって世の中はスーツの着こなし方の基本から遠ざかってしまう傾向にあるのかもしれません。
しかし、ここでしっかりと基本をマスターしておくだけで周囲とかなり差を付ける事ができますよ!
そう考えればチャンスととらえる事ができます!
そのチャンスを生かす一番のポイントとして、ビジネススーツを着る時は周囲からどの様に見られたいかを特に意識してください。
何故なら、私達は見た目からその人の能力まで判断してしまう事が多いからです。
せっかくスーツを着るのであれば、なるべく良いイメージを持たれたいですよね?
普段何気なく着ているスーツの事を考える機会はあまり無いかもしれませんが、今回お伝えした失敗例も参考にしながら、是非自身の装いも見直してみてください!