あなたは黒い服を何着持っていますか?
黒い服のイメージと言えば、「何にでも合わせやすく、クールで無難な色」という感じですよね!
そんなイメージからか、黒い服を好む人は非常に多いです。
黒い服を使ったモノトーンなコーディネートはモードな雰囲気も出る事から、「黒=お洒落」というイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか?
黒は本来、厳格な格式高い色なのですが、現在のファッションシーンでは誰もが気軽に使えるベーシックカラーとなりました。
その為か、使い方を間違えてしまってる人も多いのが現実です。
今回は、そんな黒い服の上手な使い方を見ていきましょう!
黒は上質でエレガントな色
まず、黒は気品に溢れる上質でエレガントな色という事を覚えておいてください。
最も純粋な色でありながら、とても力強いエネルギーも秘めています。
黒はアイテムのシルエットや形、素材感、それを着ている人の内面にまで注意を向けさせ、セクシーでミステリアスな雰囲気も醸し出します。
装いに気品や魅惑的なオーラを求める時に、最も重宝する色と言えるでしょう!
非常に多い黒の間違った使い方
黒い服の魅力が分かったからといって、ただ闇雲に使用していたのでは、その効果は発揮できません。
一番やってはいけないのが、コーディネートに取り敢えず黒を使えば間違いないという考えで取り入れてしまう事です。
素材や形を無視した組み合わせや、何も考えずに全身黒で固めた装いは、エレガントとはかけ離れた、野暮ったい印象を与えてしまいます。
自分に対する自信の無さから、隠れるように黒い服を身に纏うのも良くないですね。
そういった使い方では、せっかく黒を使っているのに、周囲に対して何のメッセージも発する事ができず、装いのみっともなさがかえって悪目立ちしてしまうという事に繋がります。
[黒は、何処にでも着ていける万能カラーではありません]
格アイテムの組み合わせや、素材感やシルエットに気をくばれてこそ、黒本来の上質でエレガントな雰囲気を醸し出す事ができるのです。
黒を身に纏う時の心得
黒はいろんな可能性に満ちた色であり、全ての人に似合う色なのですが、自分が周囲に対して伝えたいメッセージを明確にして着る事が出来なければ、ただ地味で無難な装いになってしまいます。
大切なのは、黒を使う理由を明確にしてから身に纏うという事です。
- 身体のラインを細く見せたいから部分的に黒を使うのか。
- カジュアルな装いにドレスな雰囲気をプラスしたいから、パンツは細身の黒にするのか。
- コーディネートをモノトーンで大人な雰囲気に持っていきたいから黒を使うのか。
etc…
そして黒は、とてもシンプルな色なので、素材感の良し悪しがもろに出る色です。
高級な素材、もしくは高級そうに見える素材でなければ、その効果を発揮できないばかりか、みすぼらしく見えてしまう色でもあるんですね!
自分が身に纏う黒によって、周囲にどんなメッセージを発するのか、ここをちゃんと考えた上で使う事を心がけましょう。
鮮やかな色と合わせてみよう!
黒い服の効果的な使い方として、鮮やかでポップな色と組み合わせるのはお勧めですよ!
黒の土台の上に鮮やかな色を合わせると一気に垢抜けます。
コーディネートに黒等のダークカラーを使いすぎて、重苦しく少し怪しい感じになってしまっているのであれば、鮮やかなアイテムを一点加えてみてください。
例えば、ダークカラーのスーツに、鮮やかな色のネクタイやチーフを組み合わせると、お洒落で素敵な紳士に見えるはずです。
この効果をカジュアルシーンにも利用するのです。
ファッション初心者であれば、パンツに黒を取り入れてみてください。
すると、大抵の色のトップスは着こなせてしまうはずです。
この組み合わせが、コーディネートをエレガントでモダンな、きちんとした雰囲気に昇華させるんですね!
最後に
いかがでしたでしょうか?黒い服は私達にとってとても身近な存在でありながら、何も考えずに使ってしまうと失敗してしまうアイテムでもあるのです。
使い方としては、黒本来の上質でエレガントな雰囲気に持っていくのがベストですので、素材感や色の組み合わせを考えながら、素敵に見える使い方を探してみてください!
黒を上手に使えるという事が、究極のお洒落へと繋がるのです。
是非チャレンジしてみてくださいね(*^^*)